これから起こるであろう「アベノミクスショック」について

アベノミクスでは、日銀の独立性を失わせて、ヘッジファンドなどの投機筋に円売り・日本株買いを促すような状況を作って円安・株高の状況を生み出し、円安により輸出企業に大量の「あぶく銭」を掴ませ、かつ数字上の業績を改善させ、輸出企業の多い上場企業の株価を引き上げ、人々が経済が好調であるかのように錯覚するような状況を演出するという手法が採用されてきたが、このアベノミクスにより現在の日本経済は投機筋の恰好の餌食になっている状態。
投機筋が一斉に日本株の売りを浴びせかけてくる日が到来することは確実で、その時には「ショック」を免れることができないだろう。このショックが日本国内でとどまるとは考えにくく、影響は海外にも波及し、世界の金融市場に大きな混乱を引き起こす可能性は高い。

このショックは「アベノミクスショック」と呼ばれることだろう。

投機マネーの流入と逆流により、株を購入した日本の資産家や小金持ちの富は海外投機筋に移転される。つまり、日本から多くの富が海外に流出してしまう。そういうことが最初から約束されているのがアベノミクスである。
「アベノミクスショック」後は、安倍政権・自民党の支持は急落するだろうが、最近、経済指標も悪い数字が並ぶようになり、海外メディアでのアベノミクスに対するネガティブな評価も増えてきたので、投機筋が売りを浴びせかけてくる前に衆議院選をやって、4年間延命をしようというのが、今回の衆議院解散の理由だと考えて間違いないと思う。
安倍ちゃんがやりたい仕事(集団的自衛権行使のための法整備や憲法「改正」など)を完遂するには2年では時間が足りず、さらに2年の時が欲しいのだろう。
投機マネーを国内マーケットに一斉に呼び込んで「好調」であるとの幻想を演出した安倍政権の破廉恥さにはただただ呆れるばかりだが、これにまんまと騙される人が多いのは、さすがは「オレオレ詐欺大国ニッポン」である。
さて4年後には、日本と世界はどのような状況になっているだろうか。


 

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