「逆パノプティコン効果」/国民が国家権力を監視する時代

※以下は、亀石 倫子さんの「『共謀罪』は、日々の生活に萎縮を強いる法律である」に対するコメント(反論)です。

警察による監視や捜査に対抗する手法を伝授することなく、怖いよ、と言い続けると国民の多くが萎縮するだろう。

亀石倫子さんは、この文章の中で、「パノプティコン」のことを云々しているが、パノプティコンでは、彼女も書いている通り、「看守はこの塔からそれぞれの囚人を見ることができるが、囚人は自分の独房からこの看守を見ることはできない」。

しかし、今は、こういう非対称な関係を維持することは困難である。

現在、警察官は、動画撮影や録音ができ、インターネットに接続できる電子端末を持った国民から常に監視される存在になっている。

いつ、どこからこっそりと動画撮影されているかわからないし、誰が胸ポケットの中に録音機を忍ばせているかわからない。

警察官たちに、そのことを強く意識させれば、彼らは勝手な振る舞いはできにくくなるだろう。

これを「逆パノプティコン効果」と名付けておこう。

インターネットに接続できるスマホを大半の国民が携帯している社会では、警察官に対して、逆に監視されていることを意識させるだけで「逆パノプティコン効果」は十分機能するだろう。

「テロ等準備罪」法は「しょうもない法律」だけど、特に怖れる必要もないようなものだ。今時、怖い怖い、と言っている人たちは、自分たちの力を過小評価し過ぎである。

彼らにとってインターネットに接続できるスマホは「猫に小判」のようなものだろう。

以上、Facebookからの転載

 

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