英国の国民投票の結果を受けて思うこと

英国がEU離脱の選択をしたという報道に触れた時、「なんと愚かな。EUが崩壊して、世界経済は収縮するぞ。」と思った。しかし、1日ほど考えて、認識を改めるに至った。

英国がEUから離脱するせいでEUが崩壊して・・・・ではなく、英国のEUからの離脱はEUの崩壊過程の最初のプロセスだと考える方がいいかも知れない。と認識を改めた。

EUはいつ崩壊しても不思議ではない状況にあり、だから英国が耐えられなくなって離脱を決めた。と考える方が妥当ではないだろうか。

個人でも、意欲や実力に違いがありすぎる者同士が組むと、頑張る方は依存されるばかりで負担が増え、耐えられなくなるということがあるが、それと同じようなことがEU内で起こっていた。

僕も、今までの人生の中で、意欲と実力が低い人とつき合ってしまって、依存され、痛い目にあったり、激しく消耗したことが多々あり、耐えられずにつき合いを切ったことも少なくない。体力的にも精神的にもボロボロになり、結構ヤバイ状況に陥ったこともある。

今は、意欲と実力の高い人同士で繋がって、どんどん突き進み、実力を高め、多くの余剰を生み出して分配する方が、意欲と実力の低い人たちだけでなく、全体的に考えてもプラスではないかと考えている。そう考えるようになってから、いろんなことが好転している。

英国も、近隣のヨーロッパ諸国とではなく、意欲と実力が高い、あるいは高めている国や地域とのつながりを強め、どんどん突き進むべきではないだろうか。単にEUから離脱するだけでは国内の状況は好転しないだろう。

TPPも「環太平洋」をキーワードにし、太平洋で結ばれた国々との経済的な連携を強めようというものだが、参加国の間には意欲と実力に差があるので、意欲と実力の低い方に努力を強いることをしないと、EUと同じような問題を生じる可能性は高いだろう。

近隣の地域と多国間の協定を結ぶよりも、二国間で自由貿易協定を結ぶFTA(Free Trade Agreements)を基本にして、いろんな国と二国間交渉を進める方がいいのではないか。

個人事業主の場合も、人がたくさん集まったグループや団体・組合の類に参加するのではなく、意欲と実力の高い人との1対1のつき合いの数を増やすのが良いだろう。

その際には、単独でもいろんなことに取り組んでいる人と組むのがいい。「みんな」と一緒でなけば気弱になって何もできないタイプは仕事では遠ざける方がいい。取り憑かれ依存されたら仕事ができなくなる。

僕のこのような考えを冷酷であると受け止める人も少なくないだろうが、突き進める人が突き進まないと社会には余剰が生まれず、いわゆる「弱者」を支えることすら難しくなるのではないだろうか。

僕には「弱者を切り捨てるべき」という考えは微塵もなく、むしろ逆である。この点は誤解なきよう、お願いしたい。

 

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